日頃より多大なる応援を頂いているスポンサー様、ファンの皆様、地元の関係者様、また北海道の皆様に一般社団法人アルテミス北海道として今後の活動に関してご報告しておきたいことがございます。

まもなくVリーグも開幕となり、初のシーズンを迎えようとしております。

なかなか勝手がわからず、様々な関係者にお手伝い頂きながら準備を進めている段階です。

なんとか皆様に応援して頂けるように精一杯やれる準備をしていこうと思います。

さて、今後の一般社団法人アルテミス北海道としての方向性でございますが、先日来報道にもあります通り、来期より卓球部門が日本リーグ入りいたします。

ここに関してご説明が必要であると感じ、今回本記事を書かせていただいております。

当初より中学校の部活動の地域移行に関して、トップチームを保有するクラブとして積極的に関与し、子供たちへの指導を通じて底辺の拡大やいずれトップチームにあがってくる選手の育成に力を入れたい旨は設立からお話をしていた通りでございます。

このあたりに積極的に行政と連携しながら進めていくにあたって総合型スポーツクラブに移行していった方が双方によりよい形が作れると感じておりました。

総合型スポーツクラブとして活動するためには2競技以上の種目にアプローチする必要があるのですが、その中で先日発表しました札幌国際大学との連携協定により札幌国際大学が強い部活動として卓球があり、本連携協定を元に卓球で進めることを模索して「SIUアルテミス」というクラブチームを共同で作り、数年で日本リーグ入りさせることで2競技のトップチーム保有の状況を作ろうと考えておりました。

しかしながら本年9月のクラブ選手権でベスト1 6にはいったことで来年度の日本リーグ入り申請の目途が急遽立ってしまいましたので、予定を早めて総合型スポーツクラブへの移行準備に入る決断をした次第です。

行政や各競技団体と連携し、地域の子供たちにきちんとした指導の下で一貫した競技指導を行って北海道の競技レベルの向上、競技人口の増加を目指していきたいというのはバレーボールでも卓球でも私共の理念は一緒でございます。

何卒この理念をご理解いただき、今後も応援いただければ幸いです。

一般社団法人アルテミス北海道　代表理事　工藤　浩